保守思想に根ざした動物愛護とは
現在動物愛護を目的とした団体は多数ありますが、動物愛護を目指して行くうちに、生命を大切にする、あるいは命を救うことこそが善という価値観に縛られ、自分たちこそ正義だと錯覚し、動物の命を救うためなら、何をしてもゆるされると思い、他の誹謗中傷は勿論のこと、特定の動物を守るために、自然環境を傷つけていることや、人間自体の生存を脅かしてしまっていることに気付いていないのではないかと思えることが多々あります。偏った思考で硬直し、自分と違った考えを拒否して、ますます世の中を住みぬくくしていているならば、何のための動物愛護運動、自然保護活動でしょうか。
私たちが主張する保守思想とは、単に政治的なものだけを言うのではなく、目的とするところの根源に何を求めていくのかということです。人間が作った絶対的なものを目的としていれば、いつかはその考えにがんじがらめになり、行き着く先は自分たちだけ都合がいい様な考えにどうしても流れてしまわないでしょうか。特定のイデオロギーや、偏狭な価値観に縛らず、人間の力で何でも出来るという思い上がりを戒め、自然の中にこそ謙虚に学ぶものがあり、又より良い未来のためのヒントを与えてくれているのではないでしょうか。
命を大切にするとは、そのものの持っている命を最大限生かすということではないでしょうか。そして生かせるということが命を救うことになるのではないかと思います。人間の出来うること、出来ないこと、踏み込んではいけない限界を見極め、日本人としての伝統や誇りを大切にしつつ、命を救うために何が出来るか、どうしたら動物のためになるのかを考え続けていくつもりです。
私達の存在自体がどれほど動物や自然の犠牲によって生かされているのでしょうか。ある意味人間がいない方が、どれだけ動物や自然にとって自然破壊をせずにいられるのかと思います。